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Customer Application

アプリ開発

「プロが使いたくなる占いのアプリを
作っていただけませんか?」

そう聞かれたのはとある社外の懇親会だった。

弊社はそれまで法人のお客様を相手に仕事をしてきたため当初は断るつもりだったが、
その時のクライアントの熱意には何かを感じ話し込むことになった。

聞けば、今回の対象の占いは単純な十二星座や血液型の様なものではなく、
「気学」と呼ばれる中国発祥の方位に関する占いだということ、その占いのロジックは
複雑かつ多岐に渡り、すべての占い結果のパターンを数えると1億を軽く超えるものとのことであった。

そのため、この占いを忠実に自動で行えるアプリは未だないとのこと。
それができる能力を持つシステム会社を探していたというのだ。

弊社の営業も、提案者は有名な占い師のお弟子さんであることもあり、もしヒットすれば会社をけん引できる収益となり得るという発想に閃いた。
そこでこの仕事を引き受け、

提案者の占い師と共に
弊社初のアプリ開発案件を開始した。

アプリ開発は一般的なコンシューマー向けのサイトの作りと基本は変わりはない。
しかし、Objective-CやAndroidフレームワークなど、弊社が今まで利用したことのない仕組みを技術者に一から修得させなければならない壁が存在した。

加えて、このアプリの難しさは「例外も多い複雑なロジックを、間違いが一切なく紐解きシステムへ落とす」高度な設計、そして「地球という球体上の位置関係を、楕円方程式や物理学を用いて計算していく」数理的な専門知識の二点にある。

そのため、契約後半年間は試行錯誤が続いたが、満足のいく成果が出なかった。

開発から半年以上経ち、新年を迎えたばかりの経営会議を迎えた。

この案件で迎えた赤字が
無視できないものとなっていた。

このままでは損害を抱えるだけで頓挫してしまう。
何より、提案者の願いも無視することになる。

そこでマネージャーはこれまでとは格段と違う規模の予算をかけ、Androidアプリの趣味で作成していた者、Objective-Cの元となるC言語を学んできた者、そして数理学を専攻していたエンジニアチームを作り開発を始めた。

システムをクライアント-サーバーアプリケーションに分解し、コアとなるロジックを数理学担当のエンジニアにさせ、スマートフォンやiPhone©のアプリはBtoBシステムで経験を積んできたエンジニアに任せることで
分業体制も構築し、このアプリを作り出すことに全力をかけた。


そして迎えた2014年4月16日、
iPhone©, Androidマルチデバイス対応のアプリ
「吉ハグ。」が日の目を迎えた。


毎日ハッピー!気学アプリ「吉ハグ。」
http://www.kichihug.com


「深く占いに興味のある人ほどはまるアプリ」という目的通り、

コアなユーザーへの評判が上がった。
ダウンロード数も上昇し続けた。

現在も、吉ハグ。のダウンロード数は増え続けている。占い師のブログでも紹介されるようになった。
しかし、まだ喜んでお金を支払うほどのユーザーの満足度へは到達できていない。

それでも、「いままでにないアプリ」を開発できた成果は大きく、これを最終目的である「会社の収益基盤の柱の一つ」までブランディングをしていくことが、これからの目標だ。

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